この記事はフィクションです。
※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
秋季北海道大会
▽準決勝
手稲学園6－1北桜大札幌
旭川学院5－0慶松
序盤から小刻みに加点した手稲学園が北桜大札幌に快勝、秋は20年ぶりに決勝進出。過去2回の秋・決勝戦はいずれも敗退で、勝てば選抜初出場が確定的となる。旭川学院はエース高橋が2試合連続完封。2年ぶりの秋制覇に向けてここまで順調に勝ち上がった。
秋季東北大会 開幕
秋季東北大会は福島で開幕。
▽1回戦
五城楼2－0東光大盛岡
大釈迦7－5開成山
▽2回戦
大河原5－1いわき泰盛
奥州学院11－3秋田東（8回コールド）
青森学院3－2外旭川（延長10回タイブレーク）
阿武隈学園12－1階上北（6回コールド）
江刺工5－2致道
仙台中央5－4山形第一
最上学園11－6五城楼
由利商5－2大釈迦
青森学院(青森)と外旭川(秋田)の試合は9回を終えて2－2の同点。延長10回からは無死一二塁で試合を再開するタイブレークに突入。10回表の外旭川の攻撃を無失点に凌いだ青森学院が一死二三塁から犠飛でサヨナラ勝ちした。その他、奥州学院(岩手)、阿武隈学園(福島)、仙台中央(宮城)、最上学園(山形)、由利商(秋田)など各県優勝校が順当に準々決勝に駒を進めた。
▽準々決勝
最上学園7－2大河原
奥州学院5－3青森学院
由利商7－6阿武隈学園
仙台中央11－0江刺工（5回コールド）
強力打線の最上学園(山形)は終盤に大河原(宮城)を突き放した。由利商(秋田)は3回からロングリリーフした保坂の好投で逆転勝利を呼び込んだ。その他、奥州学院(岩手)、仙台中央(宮城)が準決勝進出。
東北地区の選抜出場枠は2校。決勝進出すれば来春の選抜出場が濃厚となる。
秋季北信越大会 開幕
秋季北信越大会は富山で開幕。
▽1回戦
信州国際6－0高岡東
若狭大付7－0陽羽里台（7回コールド）
日本海学園5－1飯田商
総曲輪10－2津幡商（8回コールド）
北陸龍徳3－1糸魚川翠明
射水工5－4明道
長岡総合4－2安曇野翔陽
福井工8－4射水商
信州国際(長野)は畠山が14奪三振、1安打完封勝利。若狭大付(福井)、日本海学園(新潟)、北陸龍徳(石川)など各県優勝校が勝ち進んだが、富山大会優勝の射水商(富山)は福井工(福井)に敗れた。
▽準々決勝
信州国際3－1若狭大付
総曲輪5－1日本海学園
北陸龍徳4－0射水工
福井工14－6長岡総合（8回コールド）
信州国際は畠山が12奪三振、2試合連続の二桁奪三振で完投勝利。初戦から全校応援の総曲輪(富山)が日本海学園を破って初の北信越大会4強入り。秋季北信越大会2連覇中の北陸龍徳は射水工(富山)を完封、福井工はコールドで長岡総合(新潟)を降した。
北信越の選抜出場枠は2校。決勝進出すれば来春の選抜出場が濃厚となる。
秋季関東大会 組み合わせ
今週は各地で続々と地区大会の抽選会が行われた。
関東は開催県・栃木から3校、その他の県は2校ずつが関東大会の出場権がある。
Aブロック、2年連続選抜出場中の芳城(埼玉1位)は湘南プレアデス(神奈川2位)と対戦する。道志(山梨2位)はスポーツ特別強化指定を受けて3年目で初の関東大会出場。ノーシードから茨城を制した行方北(茨城1位)も関東大会初出場。
Bブロックは、この夏全国制覇した神奈川国際(神奈川1位)が1年生投手の台頭もあって激戦区を制した。初戦で東葛柏(千葉2位)と対戦する。開催県・栃木1位の東武学院野木は2回戦から登場する。
秋季東海大会 組み合わせ
東海は各県3校が地区大会に出場する。各県の2位校と3位校が1回戦で対戦し、勝者が2回戦から登場する1位校に挑む。
伊豆育英(静岡1位)、名商学園(愛知1位)、志摩学園(三重1位)、岐阜学園(岐阜1位)と各県1位校は常連校が揃った。中学軟式野球で全国制覇したメンバーが6人いる上枝(岐阜2位)、全国制覇経験のある古豪・焼津商(静岡3位)、東海大会初出場の鈴鹿東(三重2位)など公立校の戦いにも注目が集まる。
秋季近畿大会 組み合わせ
近畿大会は大阪と兵庫から毎年3校が出場。他の4府県は隔年で交互に2校と3校が出場する。今年は滋賀と奈良から3校、京都と和歌山から2校が出場し、計16校で開催される。
Aブロックは大阪を制した西淀学園(大阪1位)と、好投手を擁する龍応山(滋賀1位)が順当なら2回戦での対戦が見込まれる。西牟婁見老津(和歌山2位)は分校としては勝浦那智山林(廃校)以来29年ぶりの近畿大会出場。
Bブロックは、この夏全国準優勝の森ノ宮学園が大阪3位で近畿大会に滑り込んだ。4月に創部したばかりの京都総合文化学院(京都1位)は1年生のみで京都大会を制した。初戦で府立の強豪・正雀(大阪2位)と対戦する。
秋季中国大会 組み合わせ
中国大会は開催県の山口から4校、その他の4県から各3校が出場し、計16校で開催される。
Aブロックは5人の投手を擁する三田尻松陰(山口1位)、県大会全試合で2桁得点と圧倒した氷ノ山(鳥取1位)の評判が高い。波乱の岡山大会を制した早島商(岡山1位)は、中国大会40年ぶりの麻里布工(山口4位)と対戦する。
Bブロックは3季連続の甲子園を狙う福山城北(広島1位)、その福山城北に県大会で惜敗した広島己斐(広島3位)の広島勢に、島根大会で松江龍徳を降した出雲東(島根1位)が上位争いの中心となりそう。
