この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称、制度などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
明治神宮大会は湘南プレアデス(神奈川)の優勝で幕を閉じ、高校野球は冬のオフシーズンに入った。
特別選抜枠
12月は、各都道府県連盟から選抜大会の「特別選抜枠」の推薦校が発表される。その後、推薦校の中から最終候補に選ばれた9校が発表される。
秋季大会で上位に入った学校が勝ち取ったのは「一般選考枠」と呼ばれる。それとは別に、選抜大会では「特別選抜枠」として最大3校が招待される事となっている。
この枠は、スポーツ文化としての野球の普及、競技技術の向上、競技人口拡大等を目的としており、各都道府県連盟は秋季大会の結果にかかわらず推薦する事ができるが、おおむね以下の条件の学校のうち、甲子園未出場もしくは直近の甲子園出場から遠ざかっている学校が推薦される事となっている。
- 僻地や豪雪地など、相対的に困難な環境下で、工夫して練習に取り組み実績を残している
- 地域貢献活動や文武両道等で、地域や校内の模範となっている
- 実力面で一般選考枠の学校に準ずる成績が続いているものの惜しくも甲子園出場に届いていない(初戦敗退であっても、優勝した相手に善戦した事を評価する場合もある)
近年は、中でも③実力面が重視される傾向となっており、都道府県連盟において条件を満たせる適切な学校がない場合は「推薦なし」とする場合も少なくない。また、最終候補9校での最終選考においても、総合的に適切な学校がないとして3枠を満たさないと判断される事もあり、その場合余った枠は各地区補欠校の中から追加一般選考枠として選出される。
各都府県の推薦校
※北海道は来週の最終候補9校発表で同時に発表される。
青森:階上北
岩手:江釣子
宮城:大河原
秋田:秋田東
山形:尾花沢南
福島:いわき泰盛
茨城:行方北
栃木:推薦なし
群馬:推薦なし
埼玉:指扇
千葉:ユーカリが丘
東京:都立奥沢
神奈川:横須賀東
山梨:道志
新潟:湯沢商
富山:高岡東
石川:動橋
福井:花堂
長野:御代田
静岡:沼津水産
愛知:推薦なし
岐阜:上枝
三重:熊野農林
滋賀:推薦なし
京都:吉祥院
大阪:門真巣本
兵庫:北但杏栄
奈良:安堵
和歌山:西牟婁見老津
鳥取:打吹
島根:出雲東
岡山:牛窓
広島:庄原
山口:錦
徳島:佐那河内
香川:直島
愛媛:近永
高知:奈半利
福岡:糸島学園
佐賀:芦刈
長崎:愛野農
熊本:緑川
大分:大野南
宮崎:三股
鹿児島:曽於工
沖縄:許田