空想高校野球

空想高校野球#71 秋季大会⑦

この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

秋季北信越大会

▽決勝
津幡商
21000 0001=4
01001 121x=6
順化
(津)町居、茶谷、室田-小坂
(順)天谷、坪内-吉田

順化(福井)の打線が中盤に津幡つばた(石川)投手陣を攻略。先発の1年生投手・天谷が序盤は先行を許したものの6回3失点でエースに繋いだ。
順化は10年ぶりの優勝、8年ぶりの選抜出場を確実とした。敗れた津幡商の選抜出場も濃厚と見られる。

秋季関東大会

▽準決勝
伊勢原学園3-1松山第一
芳城10-3神奈川国際(8回コールド)

神奈川vs埼玉となった準決勝は伊勢原学園(神奈川)と芳城(埼玉)が決勝進出。伊勢原学園は3試合で無失策、2失点とディフェンス面が光る。芳城は8回に打者一巡の6得点で一挙にコールド勝利とした。

秋季東海大会

▽準決勝
浜松中央16-2津実(5回コールド)
志摩学園4-3名商学園

浜松中央(静岡)は初回に10得点するとそのまま圧倒して5回コールド勝利。志摩学園(三重)は名商学園(愛知)の追撃を振り切った。来春の東海地区の選抜出場枠は3校。決勝進出の両校は選抜出場が濃厚、試合内容(得点差)と地域性から名商学園が3校目として有力とみられる。

秋季近畿大会

▽準決勝
舞洲6-4葛城商
京都総合文化学院7-6吹田新英

府立の強豪・舞洲(大阪)が葛城商(奈良)に競り勝って初の決勝進出。創部2年目の京都総合文化学院(京都)も、6人の継投で吹田すいた新英(大阪)を振り切って初の決勝進出となった。

秋季中国大会

▽準決勝
倉敷親和7-1石見中央
福山城北6-4松江龍徳

倉敷親和(岡山)と福山城北(広島)が決勝進出。来春の中国地区の選抜出場枠は2。福山城北は県3位から選抜出場の濃厚とした一方で、4強に2校残っていた島根勢はここで両校敗退となった。

秋季四国大会

▽準々決勝
南国工5-4栗林商(延長10回タイブレーク)
鳴門東8-4大洲城西(延長10回タイブレーク)
松山大手5-3黒潮学院
伊予学園8-6明教館

南国なんこく(高知)は延長10回、1点ビハインドから逆転サヨナラ勝利。鳴門東(徳島)は延長10回に5点を勝ち越した。松山大手(愛媛)と伊予学園(愛媛)が勝ち上がり、準決勝で愛媛大会準決勝と同じ対戦カードが出現した。愛媛大会では伊予学園が勝っている。

秋季九州大会

▽準々決勝
西風大長崎3-2勢理客
六本松国際12-2大分学園(6回コールド)
福博大香椎2-0那覇学泉
鹿児島錦陵4-2弘道西九州

西風大長崎(長崎)、六本松国際(福岡)、福博大香椎(福岡)、鹿児島錦陵(鹿児島)の4校が4強入り。来春の九州地区の選抜出場枠は4で、選抜出場が有力となったが、準決勝で大敗すると落選した例もある。特に2校とも勝ち残っている福岡勢は、地域性を考慮された場合も不利になるため準決勝も気が抜けない。

秋季東京大会

▽準々決勝
多摩梧堂学園10-5松濤
明六義塾5-4城南大大森(延長10回タイブレーク)
都立柴崎5-2永代
聖風社3-0飛鳥大吉祥寺

都立柴崎永代えいたいを破って4強入り。都立校の秋4強は、特別選抜枠で甲子園に出場した都立滝野川以来7年ぶり。準決勝では春夏通算4回の全国制覇経験のある名門・聖風社と対戦する。