空想高校野球

空想高校野球#90 春季大会①

この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

第n⁺2回選抜高校野球大会は芳城(埼玉)が初優勝。
そして全国では最後の夏に向けての動きが各地で始まっている。
春季大会はおおむね南から順に開幕し、4月には九州・四国で、その他の地区では5月から6月にかけて優勝校が決まり、各校夏の選手権に向けて仕上げていく。

春季九州大会 組み合わせ

春季九州大会は、今年も選抜高校野球大会と同時並行的に県大会が開催されているため、選抜出場校は自動的に出場権が与えられる。
参加校は例年同様で、選抜出場校(推薦校)に加え、各県の優勝校と、参加校数の多い福岡から準優勝校、開催県から最大4位校までの計16校が出場する。今年の九州の選抜出場校は4校だったので、開催地の長崎からは4位まで4校が出場する。もし、明治神宮大会優勝や特別選抜枠での出場があって5校以上が選抜に出場した場合は、開催県の出場校が減らされて計16校での開催に変化はない。

Aブロックは、九州大会を秋・春・秋と3季連続で制している六本松国際(福岡)が経験値では圧倒している。選抜では不本意な展開となった鹿児島錦陵(鹿児島)や、激戦区福岡で頭角を現しつつある糸島学園(福岡)の前評判が高い。
Bブロックは、選抜4強の西風大長崎(長崎)、選抜8強の福博大香椎(福岡)が入った。各県の優勝校も多く入り、選抜で勝利を上げた学校にどこまで対抗できるか注目が集まる。

春季四国大会 組み合わせ

春季四国大会は各県2校、計8校が出場する。県大会は選抜大会と同時に開催されるため、選抜出場校は県大会には参加できない。そのため、選抜出場校は県大会後に優勝校と順位決定戦を行う事になっている。

Aブロックは、昨秋も対戦した松山大手(愛媛)と黒潮学院(高知)が初戦で対戦する。
Bブロックでは、選抜で1勝した南国なんこく(高知)が羽ノ浦(徳島)を迎え撃つ。