第105回全国高校野球選手権記念大会
佐賀大会 組み合わせ
▽1回戦
伊万里-多久・・・①
北陵-太良・・・②
佐賀東-唐津東・・・③
唐津西-唐津工・・・④
▽2回戦
【佐賀北ブロック】
唐津商-①
高志館-厳木
佐賀北-鳥栖工
唐津南-小城
【神埼ブロック】
鳥栖商-佐賀農
佐賀西-東明館
早稲田佐賀-神埼
②-鳥栖
【佐賀商ブロック】
佐賀学園-③
佐賀商-佐賀工
伊万里実-嬉野
鹿島-白石
【神埼清明ブロック】
龍谷-武雄
致遠館-神埼清明
三養基-有田工
④-敬徳
組み合わせが決まりました。第一印象で大きく偏っている感じは受けませんでした。気になるノーシード校ですが、龍谷と有田工がとちらも神埼清明ブロックに入りましたが、かと言って偏りすぎたようにも見えません。
佐賀北ブロック
佐賀北の初戦は鳥栖工。優勝を狙う上で緊張感をもって戦えるいい相手だと思われます。1回戦の勝者が唐津商と対戦します。ここはどちらが上がるか分からないですが、唐津商としては多久が来ても元監督の吉原監督の伊万里が来てもやりにくさがあるかもしれません。ただ、唐津商-佐賀北の準々決勝になりそうな気はします。4ブロックの中ではいちばん順当に行くのではと感じます。
神埼ブロック
神埼は早稲田佐賀をひきましたが、NHK杯1回戦と同じ対戦です。その時は神埼が競り勝ちましたが、こういうパターンは危ない。すぐの再戦は接戦で敗れた方がやり返すケースが十分に考えられます。1回戦の北陵-太良も両者とも3回戦くらいまでは来ても不思議ではない好カードですし、勝者の鳥栖は例年夏に強く、秋の準優勝校で九州大会も出ていますので、どこが来ても不思議ではありません。
東明館は佐賀西との初戦ですが、佐賀西も伝統的に夏に強さを発揮しますのでやはり油断できません。このブロック9校のほとんどが4強まで勝ち上がっても不思議ではない、そういう意味で激戦ブロックと言えそうです。東明館-北陵(神埼、鳥栖)が可能性が比較的高いかなと思います。
佐賀商ブロック
ここは佐賀商以外には今期はっきりとした実績がある学校がないので、佐賀商が
勝ち抜けるのではないかと見ます。もし佐賀商がここで負けるのであれば、神埼清明ブロックの勝者が楽になる、と言えるかもしれません。
神埼清明ブロック
神埼清明の初戦は致遠館。ここは順当に神埼清明が勝つと思いますが、ノーシードで気になっていた学校が結構います。まず龍谷。順当なら2回戦で神埼清明戦。それから有田工が初戦で三養基。さらに1回戦の勝者が敬徳と対戦。3回戦は龍谷-神埼清明、有田工-敬徳の可能性が高そうに見えますが、武雄も三養基も唐津西も唐津工も楽ではない。致遠館以外全部楽ではないになってしまいますが、結果的に初戦で致遠館と当たる神埼清明がいちばん有力となりそうです。
優勝は・・・
順当に行ったときに消耗が少なそうなのは佐賀北と佐賀商。
やはりこの決勝になる可能性がいちばん高いと思われます。2強が順当に勝ち上がった場合は、佐賀北が若干有利ではないかと感じます。と言っても佐賀北-佐賀商になる確率は4割くらいでしょう。どちらかが1校が決勝に行く可能性は8割くらいあると感じます。
次に可能性を感じるのが神埼清明。特に準決勝までに佐賀商が敗れていればこの夏大チャンスが回ってきそうですが、4強まで残れない可能性も低くはないと思われます。
・・・と、いろいろと勝手に書き連ねましたが、高校野球は分からないもの。予想は意外なところで覆されますし、大会が始まってから急成長していくチームもあります。この夏もどの学校が優勝するのか、楽しみに大会を見守りたいと思います。
開幕は7月8日。
予定通りに日程が消化されれば、7月23日に決勝が行われ代表が決定します。