空想高校野球

空想高校野球#141 選抜出場校決定

この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

第n⁺3回選抜高校野球 出場32校

特別選抜・2校

室蘭至誠(北海道室蘭市)初出場
広島東雲しののめ(広島県広島市南区)初出場

北海道・1校

千歳清陵(北海道千歳市)2年連続3回目

東北・3校

八戸翔陽(青森県八戸市)12年ぶり7回目
酒田第一(山形県酒田市)初出場
仙台中央(宮城県仙台市青葉区)2年ぶり22回目

関東・5校

神奈川国際(神奈川県横浜市神奈川区)4年ぶり16回目
土浦育英(茨城県土浦市)3年ぶり8回目
芳城ほうじょう(埼玉県さいたま市緑区)2年連続17回目
誉田ほんだ学園(千葉県千葉市緑区)14年ぶり2回目
大宮星陵(埼玉県さいたま市西区)8年ぶり12回目

東京・2校

松濤しょうとう(東京都渋谷区)3年ぶり6回目
天王洲(東京都品川区)2年ぶり6回目

北信越・2校

若狭大付(福井県敦賀市)3年ぶり9回目
日本海学園(新潟県新潟市西区)8年ぶり5回目

東海・3校

四日市黎明れいめい(三重県四日市市)11年ぶり4回目
覚王山(愛知県名古屋市千種区)2年ぶり4回目
金華学園(岐阜県岐阜市)12年ぶり4回目

近畿・6校

森ノ宮学園(大阪府大阪市城東区)2年ぶり17回目
大阪萌鳴ほうめい(大阪府八尾市)初出場
太秦うずまさ学芸(京都府京都市右京区)5年ぶり10回目
南方みなかた学院(和歌山県和歌山市)3年ぶり13回目
浜大津国際(滋賀県大津市)2年連続6回目
姫路播陽(兵庫県姫路市)3年ぶり11回目

中国・2校

松江龍徳(島根県松江市)2年連続6回目
麻里布まりふ工(山口県岩国市)初出場

四国・2校

高松城東(香川県高松市)7年ぶり2回目
名教(高知県高岡郡佐川町)4年ぶり18回目

九州・4校

六本松国際(福岡県福岡市中央区)3年連続11回目
薩陽館(鹿児島県鹿児島市)3年ぶり17回目
琉南(沖縄県那覇市)2年ぶり17回目
西風大長崎(長崎県長崎市)2年連続7回目

選抜選考会議の振り返り

今年も選抜出場校32校が決定した。
北海道の1校は優勝校・千歳清陵が、北信越、中国、四国地区の2枠はそれぞれ決勝進出校2校が順当に異論なく選ばれた。

東北3校

3校目が議論の対象となった。4強の仙台中央(宮城)、大館拓陵(秋田)、8強ながら1点差負けの千秋館(秋田)の3校が比較され、東北大会で2つの完封勝利をあげている仙台中央が3校目に選出された。昨年は8強ながら試合内容を評価されて選出された大館拓陵は今年は準決勝での完封負けが響いた。

関東・東京(関東5校、東京1校、両地区比較で+1校)

関東は神奈川国際(神奈川)、土浦育英(茨城)、芳城(埼玉)までが異論なく選出、準決勝で完封負けながら他県の1位校に2勝して4強入りした誉田学園(千葉)も実績を認められ4番目に選出された。5校目は千葉清風(千葉)、大宮星陵(埼玉)、光陽(栃木)が比較され議論が長引いたが、関東大会0勝(開催県優勝校のため2回戦から登場)の千葉清風はまず慮外とされた。地域性で光陽を推す声もあったが、1点差惜敗の試合内容が評価された大宮星陵が5番目に選出され、光陽は東京2校目との比較に回った。

東京の準優勝校・天王洲光陽の比較となり、東京大会優勝校・松濤と乱打戦になったが実力は遜色ないとして光陽を上回り、比較1枠には天王洲が選出された。

東海3校

決勝進出の四日市黎明(三重)、覚王山(愛知)が選出され、3校目は4強の安倍川学院(静岡)と金華学園(岐阜)の比較となった。東海大会準決勝は2試合とも悪天候の影響を受け、両校とも不運な試合内容での敗退となっており、戦力、県大会の戦績、地域性など甲乙つけ難く議論は難航。最終的に、学校としての出場ブランクが長く、また岐阜県からの一般枠選出も3年間なかったため今回は金華学園が選出された。

近畿6校

4強の4校が異論なく選出され、8強の姫路播陽(兵庫)、龍応山(滋賀)、浜大津国際(滋賀)、彦根湖陵(滋賀)と、初戦敗退ながら大阪萌鳴(大阪)に延長タイブレーク負けの南大和学園(奈良)が比較された。
この中で、浜大津国際は終盤まで大阪萌鳴をリードしており、5番目に選出。地域性から同じ滋賀県の龍応山彦根湖陵は慮外となり、姫路播陽南大和学園との比較になった。浜大津国際の選出において、大阪萌鳴との対戦を基準としたため、南大和学園を推す声が強まったが、近畿大会0勝と1勝の違いは大きいとして最終的に姫路播陽が6番目に選出された。

九州4校

決勝進出の六本松国際(福岡)、薩陽館(鹿児島)がまず選出され、4強のうち琉南(沖縄)も完封負けながら九州大会2勝であり、落選させるほどの内容ではないとして3番目に選出された。4校目は4強で六本松国際にコールド負けの西風大長崎(長崎)と、8強で六本松国際に1点差負けの鍋島商(佐賀)が比較検討された。試合内容から鍋島商を推す声も多かったが、西風大長崎も2完封勝利しており、連戦によるコールド敗退は斟酌の余地があるとして4番目に選出された。

今大会の注目校

神奈川国際(神奈川)

神奈川県横浜市の私立校。今の世代は甲子園経験者がいないが、関東大会優勝校で、神宮大会の優勝校。関東大会は4試合で37得点5失点、神宮大会は4試合で35得点5失点。すべての試合で5点差以上をつけて寄せ付けなかった。秋の公式戦で8人の選手が本塁打を記録している重量打線。今大会は比較的好投手が多いがこの打線を止める投手が出てくるかどうか。

森ノ宮学園(大阪)

大阪府大阪市の私立校で、近年では全国一と言える甲子園実績を残す。昨夏の優勝校で、夏春連覇を狙う西の横綱。1年生の射場を先発させた神宮大会ではまさかの初戦敗退に終わったが、昨夏も甲子園で投打二刀流の活躍を見せた柿花を筆頭に先発完投能力のある投手が3,4人揃い、打線も神奈川国際に引けを取らない。何より昨夏の甲子園経験は大きな武器になる。

六本松国際(福岡)

福岡県福岡市の私立校。5季連続の甲子園出場で、3年連続の九州王者としての選抜。絶対的なエースは不在だが投手層自体は厚い。甲子園では前評判の割に結果が出せず、一発に泣くケースが続いている。神宮大会決勝での神奈川国際戦の完敗を糧により攻撃的なチームを作ってきた。

八戸翔陽(青森)

青森県八戸市の私立校。運動部全般で全国レベルのスポーツ校。昨夏もレギュラーとして甲子園で2勝している早狩-三浦のバッテリーは神宮大会で森ノ宮学園を封じて唯一土を付けた。打撃面で「3強」に及ばないものの序盤では当たりたくないと警戒される。

芳城(埼玉)

埼玉県さいたま市の私立校。昨年の選抜優勝校で、この春選抜連覇がかかる。昨春の決勝でも先発した栗原が今年のエース。3季連続の甲子園で、昨夏は2回戦で森ノ宮学園に8-9で敗れた。昨秋は埼玉大会で大宮星陵に、関東大会では土浦育英(茨城)にも敗れて、注目度はやや低いが、ナインは打倒・森ノ宮学園に闘志を燃やす。

主要スポーツ紙評価

千歳清陵  BBCC   室蘭至誠  CCCC
八戸翔陽  AAAB   仙台中央  ABBC
酒田第一  BCCC

土浦育英  AABB   芳城    ABBB
大宮星陵  BBBC   誉田学園  BCCC
松濤    BBBC   天王洲   ABBB
神奈川国際 AAAA

日本海学園 BBCC   若狭大付  ABBC
覚王山   ABBB   金華学園  CCCC
四日市黎明 AABB

浜大津国際 BBBC   太秦学芸  AABB
森ノ宮学園 AAAA     大阪萌鳴  AABB
姫路播陽  BBBC   南方学院  BBCC

松江龍徳  BBBB   広島東雲  CCCC
麻里布工  CCCC   高松城東  ABBB
名教    BCCC

六本松国際 AAAA     西風大長崎 BBCC
薩陽館   BBBC   琉南    BCCC