空想高校野球

空想高校野球#38 選手権予選②

この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称、制度などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

今日は4地区で代表が決定した

北北海道

▽決勝
稚内国際
00000 0001=1
41000 018x=14
旭川学院
(稚)高屋敷、小笠原、太田、対馬-菅原、佐々木
(旭)高橋-高儀
[本]高橋(旭)

優勝候補の本命・旭川学院が危なげなく優勝。決勝はエース・高橋が投打に活躍、選抜で叶わなかった甲子園勝利を狙う。
(旭川学院は4年連続23回目)

秋田

▽決勝
外旭川
00001 0102=4
10200 0000=3
由利商
(外)成田-鎌田
(由)渡部-照井
[本]越前谷(外)

2年連続を狙う由利商を、最終回逆転で下した外旭川が12年ぶりの優勝。準々決勝以降の3試合を全て逆転勝利で競り勝った。
外旭川そとあさひかわは12年ぶり4回目)

佐賀

▽決勝
蔵上
00000 0000=0
32010 100x=7
鍋島商
(蔵)松隈、緒方、執行-天本
(鍋)南里-材木
[本]姉川(鍋)

はじめての決勝進出、勝てば初出場の蔵上を大勝で跳ね返した古豪・鍋島商が優勝。
(鍋島商は2年ぶり34回目)

鹿児島

▽決勝
鹿児島錦陵
03000 0101 10=6
02001 0020 11=7(延長11回)
薩陽館
(鹿)竹迫、徳重-中薗
(薩)福留、有村、上之園-中村

鹿児島は優勝候補同士の決勝。秋春と鹿児島錦陵に苦杯を嘗めていた薩陽館が3時間を超える熱戦を制した。
薩陽館さつようかんは2年連続30回目)

公式戦のルール(コールドゲーム・延長戦)

高校野球の公式戦では、点差によってコールドゲームと延長戦が規定されている。

5回以降で10点差、7回以降で7点差がついた場合、コールドゲームとして試合終了となる。ただし、甲子園大会や各都道府県大会・地区大会の決勝戦は点差によるコールドゲームは設定されていない。

また、9回終了時点で決着しない場合、延長10回表からはタイブレークが採用されている。先頭から無死一二塁で攻撃を始め、原則として決着がつくまで試合を継続する。
ただし、選手権大会の予選決勝、甲子園大会の決勝ではタイブレークは採用せず、延長15回まで実施し、それでも決着しない場合は引き分け再試合とする。決勝の再試合で9回までに決着しない場合は10回表よりタイブレークが採用される。

鹿児島大会決勝、鹿児島錦陵-薩陽館は9回までに決着しなかったが、地方大会決勝のため10回以降もタイブレークではなく通常通り無死走者なしから延長戦が継続された。

今日までに決まった代表校

北北海道 旭川学院(4年連続23回目)
秋田 外旭川(12年ぶり4回目)
佐賀 鍋島商(2年ぶり34回目)
鹿児島 薩陽館(2年連続30回目)
沖縄 琉南(2年ぶり36回目)

(編集後記)

甲子園大会でのタイブレークは、2018年の選抜から導入されました。
その後2021年の選抜からは、甲子園大会の決勝戦や、各地方大会の決勝戦でもタイブレークが導入されています。
この「空想高校野球」ではできるだけ現実に即した形で進めてきましたが、決勝戦だけは個人的に最後まで従来のルールで決着をつけさせてあげたいという思いがあって決勝戦でのタイブレークを見送る事にしました。