この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
第n⁺1回選手権 準決勝
▽準決勝
森ノ宮学園(大阪)
10000 0201=4
00001 1003=5
北陸龍徳(石川)
(森)辻野、番匠谷-矢倉
(北)市塚、宮本-米林
[本]奥中(森)
9回裏・2点を追う北陸龍徳は辻野から振逃と安打とでチャンスを広げると、森ノ宮学園の二番手・番匠谷の初球を北陸龍徳の”代打の神様”・詠が同点の中越二塁打。続く米林が左前に運んで代走・北出がタッチを掻い潜った。北陸龍徳は今大会3度目のサヨナラ勝利。
北陸龍徳は9年ぶりの決勝進出。9年前の決勝で敗れた森ノ宮学園をここで退け、石川県勢初優勝にあと1勝とした。
森ノ宮学園・番匠谷投手「最も警戒しないといけない選手の初球。簡単に行き過ぎた」
北陸龍徳・越村監督「選手がそれぞれ役割を果たしてくれた。決勝も一丸となって戦います」
平塚海晴(神奈川)
00100 0002=3
01000 0010=2
大宮星陵(埼玉)
(平)小清水、出縄-磯田
(大)鈴木颯-柏倉
[本]渡辺(大)、飯田(平)
両先発の投手戦となった関東対決は8回裏・大宮星陵は4番渡辺の本塁打で勝ち越し。しかし9回表・平塚海晴は安打と犠打で一死二塁として1番・飯田の右中間への飛球に右翼手が飛びつくも及ばず、打球がフェンスに達する間に逆転のランニング本塁打となった。昨夏の神奈川国際に続き、神奈川県勢・夏連覇に平塚海晴が王手をかけた。
平塚海晴・飯田選手「ランニングホームランは初めて。この舞台で打てて嬉しい」
大宮星陵・比留間監督「秋の時点で、ここ10年で最弱だと言ってきたが、いちばん成長したチームになりました」