空想高校野球

空想高校野球#35 春季大会

この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

春季北海道大会

▽決勝
開栄学園札幌
00000 0001=1
00000 0002=2
小樽第一
(開)小野-小川
(小)三影-本間

8回まで両校無得点の決勝、小樽第一が0-1から逆転サヨナラ勝利で優勝。4試合すべて2失点以下と投手陣が安定していた。開栄学園札幌はエース・鈴木は登板を回避。敗れはしたものの夏に向けて控え投手の目途が立った。

春季東北大会

▽決勝
奥州学院
02000 0000=2
01501 003x=10
青森学院
(奥)菊池、小水内、及川-昆野
(青)工藤-白戸
[本]溝江(青)

18安打の青森学院(青森)が、準決勝に続く二桁得点で奥州学院(岩手)に快勝。奥州学院は打撃面で夏への課題が残った。

春季関東大会

▽決勝
甲星学園
01000 0013=5
00000 2301=6
芳城
(甲)深沢、秋山大-丹沢
(芳)川鍋、清水-高橋莉

甲星学園(山梨)が土壇場。9回表に3点差を追いつく粘りを見せたが、芳城(埼玉)サヨナラ勝利で優勝。3年ぶりの埼玉代表を狙う芳城、今度は追われる立場となる。一方、秋春と関東大会に出場し結果を残した甲星学園は山梨で抜け出した感がある。

これで全国で行われる公式戦は、選手権大会(夏の甲子園)を残して全て終了した。
細かく見ると、春季大会が早く終わっている九州地区では独自に公式戦を開催する県もあるが、ここでは取り上げない。

今月下旬には、北海道と沖縄で選手権(夏の甲子園)予選が開幕する。3年生にとっては負けたら引退の一発勝負が始まる。本気で野球をやるのはこれで最後、そういう選手も多い最後の夏まで残り僅か。今年の夏も熱くなりそうだ。

春季大会 各地区優勝校

北海道:小樽第一
東北:青森学院(青森)
関東:芳城(埼玉)
北信越:北陸龍徳(石川)
東海:名商学園(愛知)
近畿:武庫川学園(兵庫)
中国:氷ノ山(鳥取)
四国:香西(香川)
九州:六本松国際(福岡)